GetEditWnd()関数のNULLチェック削除

[gorogoro123]

PR対象

• アプリ(サクラエディタ本体)

カテゴリ

• 削除

PR の背景

GetEditWnd()関数で、 CEditWnd::getInstance() の戻り値のNULLチェックを行っているが不要。

仕様・動作説明

1. CEditWnd::getInstance() の戻り値のNULLチェックを削除します。
2. inline関数にします。

PR の影響範囲

影響なし。

テスト内容

TSingleton クラスの getInstance() に下記を追加して build エラーになることを確認する。
static_assert(nullptr == &instance);

関連 issue, PR

#1744

参考資料

https://cpprefjp.github.io/lang/cpp11/static_initialization_thread_safely.html

[sonarqubecloud]

Quality Gate passed

Issues
0 New issues
0 Accepted issues

Measures
0 Security Hotspots
100.0% Coverage on New Code
0.0% Duplication on New Code

See analysis details on SonarQube Cloud

[AppVeyorBot]

✅ Build sakura 1.0.4435 completed (commit 415c3db5f2 by @gorogoro123)

[berryzplus]

修正に反対します。

CEditWndがシングルトンなのが「誤り」だと思っています。

一般に、シングルトンは状態を持ってはなりません。
状態を持つクラスのシングルトン化は避けるのが普通です。

CEditWndはサクラエディタのメインウインドウなので状態を持っています。
状態を排除する変更は現実的に不可能です。

なので、方向的には「nullチェックを外す」ではなく「TSingletonの継承を外す」で検討しています。

GetEditWnd()関数はフリー関数であるため、いかなるコンテキストからも呼出できるようにしておくべきです。
コントロールプロセスでは CEditWnd のインスタンスを作成しませんが、フリー関数として残す以上は コントロールプロセスからも呼べるようにしておくのが理想と思っています。

nullチェック後の例外スローの仕方がおかしいのは別件になります。