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027fe56 · Apr 20, 2022

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using-rpm.md

File metadata and controls

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RPMファイルを利用する場合

CentOS 7.9の環境での動作を確認しています。

注意

  • 事前にPython3をインストールしてください。
  • このパッケージをインストールすると、OS内にgsadmユーザが作成されます。運用コマンドはgsadmユーザで操作してください。
    # su - gsadm
    $ pwd
    /var/lib/gridstore
    
  • gsadmユーザでログインすると環境変数 GS_HOMEとGS_LOGが自動的に設定されます。また、運用コマンドの場所が環境変数 PATHに設定されます。
  • Javaクライアントのライブラリ(gridstore.jar)は/usr/share/java上に、サンプルは/usr/griddb-XXX/docs/sample/program上に配置されます。
  • 過去版がインストールされている場合は、アンインストール後、/var/lib/gridstore上のconf/,data/を削除してください。

インストール

対象OSのパッケージをインストールします。

(CentOS)
$ sudo rpm -ivh griddb-X.X.X-linux.x86_64.rpm

※ X.X.Xはバージョンを意味します。

インストール後のユーザとグループ

GridDBパッケージのインストールを行うと、次のようなユーザやディレクトリ構成が作成されます。

GridDBユーザとグループ

OSのグループgridstoreとユーザgsadmが作成されます。ユーザgsadmは、GridDBを運用するためのユーザとして使用します。

ユーザ 所属グループ ホームディレクトリ
gsadm gridstore /var/lib/gridstore

ユーザ gsadm (の .bash_profile ファイル) には、次の環境変数が定義されます。

環境変数 意味
GS_HOME /var/lib/gridstore ユーザgsadm/GridDBホームディレクトリ
GS_LOG /var/lib/gridstore/log ノードのイベントログファイルの出力ディレクトリ

インストール後のディレクトリ構成

ノードの定義ファイルやデータベースファイルなどを配置するGridDBホームディレクトリと、インストールしたファイルを配置するインストールディレクトリが作成されます。

GridDBホームディレクトリ

/var/lib/gridstore/                      # GridDBホームディレクトリ
                   conf/                 # 定義ファイルディレクトリ
                        gs_cluster.json  # クラスタ定義ファイル
                        gs_node.json     # ノード定義ファイル
                        password         # ユーザ定義ファイル
                   data/                 # データファイル,チェックポイントログディレクトリ
                   txnlog/               # トランザクションログファイルディレクトリ
                   log/                  # ログディレクトリ

インストールディレクトリ

/usr/griddb/                            # インストールディレクトリ
            bin/                        # 運用コマンド、モジュールディレクトリ
            conf/                       # 定義ファイルディレクトリ
                gs_cluster.json         # クラスタ定義ファイル
                gs_node.json            # ノード定義ファイル
                password                # ユーザ定義ファイル
            conf_multicast/             # 定義ファイルディレクトリ(リモート接続用)
            3rd_party/                  
            docs/
                manual/
                sample/

環境設定

ソースコードを利用する場合」の「環境設定」と同じです。

起動/停止

gsadmユーザで操作してください。 また、デフォルトはローカル接続限定の設定になっていますので、以下の操作でコンフィグを変更してください。

[gsadm]$ cp /usr/griddb-X.X.X/conf_multicast/* conf/.

それ以外は「ソースコードを利用する場合」の「起動/停止」と同じです。

サンプルプログラムのビルド・実行方法

プログラムのビルドおよび実行方法の例を示します。

[Javaの場合]

  1. 環境変数の設定
  2. サンプルプログラムをgsSampleディレクトリにコピー
  3. ビルド
  4. 実行
$ export CLASSPATH=${CLASSPATH}:/usr/share/java/gridstore.jar:.
$ mkdir gsSample
$ cp /usr/gridstore-X.X.X/docs/sample/program/Sample1.java gsSample/.
$ javac gsSample/Sample1.java
$ java gsSample/Sample1 239.0.0.1 31999 設定したクラスタ名 admin 設定したパスワード

GridDBのアンインストール

GridDBが不要となった場合にはパッケージをアンインストールします。root権限で、以下の手順でアンインストールを実行してください。

[実行例]

  (CentOS)
  $ sudo rpm -e griddb

注意

  • 定義ファイルやデータファイルなど、GridDBホームディレクトリ下のファイルはアンインストールされません。不要な場合は手動で削除して下さい。