Logへの追加処理を途中でキャンセルしない

[yuezato]

進行中のPR #42 の類型です。

PR42では、log suffixへの削除処理を追加するのと同時に、削除中の状態遷移を防いでいます。

• 状態遷移を許すと、その結果history（メモリ中のlogのキャッシュ）とlogがズレて
• nodeがクラッシュしてしまうからです。

このPRでは、logへの追加処理に関しても同様に状態遷移を防ぐ必要があるので、対応します。
大雑把に言うと、以下のようなことが現在は許されているので、これを防ぎます:

あるノードにおいて、HistoryとLogが整合している状態で
H(istory): 1
L(og)    : 1
（数字はTermのつもりです）

別のノードがリーダーになった結果以下のようになり
H: 12
L: 1222
（これはLogは更新されたものの、historyを更新する前にキャンセルされてズレた状況です）

更に別のノードがリーダーになって
H: 123
L: 1232

ここでLogが単体で不整合（昇順でない）するため、再起動時にそれに気づいてクラッシュします。

PRの状態

• 追加処理中にキャンセルすると、ノードがクラッシュする実例の提供。
• PR42のコードをベースにしたいので、42がマージされてから実際のコードを書きます。