Cosmosネットワークについてのよくある質問にお答えします。
あなたがファンド投資に参加しているなら、fundraiser.cosmos.networkで示されたAtomの残高を確認してください。そうでないなら、Cosmosネットワークがローンチされ、Atomが取引所で取引されるまで待ってください。
いいえ。cosmosネットワークのメインネットはまだローンチされていません。つまり、Atomはまだ上場していません。$CMOSと$ATOMはCosmosネットワークのネイティブトークンではありません。
締め切りました。Interchain Foundationは個人投資家から投資を受け、そして公開資金調達を実施しましたがを2017年4月6日に終了しました。$ETHと$BTCが投資に使えます。資金調達プロセスのセキュリティは極めて慎重に精査されました。
パブリックで分散化されたネットワークとして、AtomはCosmos Hubのためのソフトウェアを実行している人によってAtomの分配が決定されます。決定を容易にするため、スイスの非営利組織Interchain Foundationを設立しています。ここが資金調達の調整と、ネットワークがうまく飛び立てるように資金を割り当てることに責任を持ちます。
Interchain Foundationは、5%のAtomを初期のドナーに、10%をInterchain Foundationに、10%をソフトウェアの多くを開発している企業に、そして残りの75%はプライベートそしてパブリックの資金調達の結果に従って分配することを提案します。
Cosmos NetworkはInterchain Foundationにより援助される最初のプロジェクトです。Cosmos Networkの開発は主にTendermintチームにより主導されています。
- Tendermintはビザンチン・フォールト・トレラント性がある一般目的のブロックチェーンエンジンで、どんなプログラミング言語でもアプリケーションを書けるようになります。
- Cosmos Networkはそれぞれ異なるProof-of-Stakeブロックチェーンのネットワークで、相互運用を可能にします。
- Cosmos HubはCosmos Networkに初めにローンチされるProof-of-Stakeブロックチェーンです。Tendermintコンセンサスを使用し、ビルトインされたガバナンスプロトコルを含み、ほかのブロックチェーンとの相互運用性のコーディネーターの役目を果たします。
- Atom: Cosmos Hubにおけるネイティブ通貨です。Atomはコンセンサスプロトコルへの参加と、ネットワーク上にトランザクションを送信するのに必要です。
ロードマップを見てください。Atomはそれまでトレードできません。
パブリックで分散化されたネットワークは経済的に達成される高レベルのセキュリティとスパム対策が必要です。コンセンサスの参加者は経済コストを被らなければならず、ネットワークに処理されるすべてのトランザクションは手数料を支払わなければなりません。CosmosではProof-of-WorkマイナーではなくProof-of-Stakeバリデーターを必要としており、Cosmos Hubのバリデーターには多くのセキュリティデポジットをAtomで行ってもらいます。もしバリデーターが不正な挙動をすると、Atomはプロトコルに没収されます!
IBCパケットとは、あるブロックチェーンがほかのブロックチェーンに送りたいデータのパケットです。しかし、文字通りバイト列のパケットをTCP/IPもしくはUDP/IPプロトコル(これは単数の物理的なマシンのために設計されています)を送るのではなく、IBCパケットは暗号学的なProof-of-Existenceを必要とします。ブロックチェーン全体を代表する権力を持つノードやバリデーターはいないため、そしてIPインターネットインフラストラクチャの整合性に依存したくないため、代わりに暗号学的なブロックチェーンのハッシュのコミット(そのブロックチェーンハッシュへの2/3を超える署名)に依存します。加えて、前述のブロックハッシュからブロックチェーンの「アプリケーションステート」内のパケットへMerkle-proofを伝え、これによってブロックチェーンのバリデーターは情報のパケットを公開することにコンセンサスしたと証明されます。なので、IBCパケットを見ることができる誰もが(情報源か同課にかかわらず)整合性を検証できます。
Cosmosシステム外のトークンについては、ペグされたデリバティブを経由して導入されることのみが可能です。既存のブロックチェーンとの相互運用についてはこちらをご覧ください: Peggy
Cosmosでは、ステークホルダーは事前の社会的な契約のようにwell-definedです。Ethereumはマイナーと同様にEther保有者にも意見を問わなければならなかったためにフォークによる苦難を味わいましたが、Etherホルダーにはなんの事前の社会的な契約もガバナンスに参加する義務もなく、定足数を満たすことができませんでした。マイナーに問うことはハードフォークが支持を得ることを確信するために必要ですが、ややあってから単にお金とインセンティブに従う傾向があります。
Cosmosは違います、というのも匿名のマイナーの代わりにステークをもつバリデーターとデリゲーターにかかわる社会的な契約があり、バリデーターとデリゲーターにはガバナンスに参加する義務があります。
バリデーターは100人からはじまります。誰もがノードになれます。はじめは、全シャードでバリデーターは同じです。シャードを同時に実行します。時がたつと、これらの制限は緩められます。いかなるシャードにおけるコンセンサスへの不正な挙動も、セキュリティデポジットの没収となります。
バリデーターが独断で同じブロック高・ラウンドで二重署名する場合、証拠はとても簡素で単純です。それは2つの矛盾する投票です。この証拠はCosmos HubにSlash transactionとして取り込まれ、バリデーターは即座に無効になりSlash transactionがコミットされた後、没収されます。
もしzoneにフォークがあると、Cosmos Hubまたはいかなるzoneも2つの矛盾するコミットが証拠になります。これはより複雑なデータ構成です。そのゾーンに関して少なくとも1/3のバリデーターのAtomが没収されることが保証されます。
バリデーターは、コンセンサスプロトコルで投票に署名するのにかかわるアクティブキーを持ちます。バリデーターはセキュリティデポジットにAtomも持っています。限られた数のバリデーターのみとなるため、ほかのAtom保有者はバリデーターに委任することができ、バリデーターが不正な挙動をした場合にバリデーターの資産を危険にさらすことによりステムの経済的セキュリティに貢献します。
決して同時になることはできません。もしバリデーターが委任したいのなら、担保に入れられていない解放されているAtomで委任する必要があります。
Cosmos Hubがローンチされる前にパブリックな投票がAtom保有者間で行われ、それによりバリデーターははじめに決定されます。Atom保有者は様々な候補者に委任することができ、上位100位の候補者が最初のバリデーターになります。Hubがローンチすると、ユーザーが委任するAtomをシャッフルする結果バリデーターセットが変更される連続的プロセスとなります。
資金調達の目的の一部は、頑健なネットワークのために十分に分散化されたバリデーターセットにするために、幅広い個人や組織にAtomを分配することです。攻撃や災難といった出来事において、社会的に調整されたハードフォークにより厄介者を追い出さなければならないでしょう。不正な挙動を説明し、ハードフォークを調整することができるという点により、システムを脆弱でなくすることができるのです。